サプリメントのとり方間違っていませんか?

2025年6月15日

健康食品の中でもサプリメントは25%を占めるほど、市場が大きくなっています。

だから、サプリメントをとってる方多いです。

ただ、機能があるからということと効果はイコールではないです。

健康増進とか、体調の維持・病気の予防などに関してだと満足されている方が多いですが、症状の改善や、ダイエットになると満足度は急激に落ちます。

多くの方々が、日常づかいしているサプリメントですが、とるタイミングや吸収を高めるポイント、組み合わせが一緒だとNGというものも少なくありません。

六本木スキンクリニックでもビタミン類はお出ししていますが、ビタミンB、Cに関しては空腹時か食間に服用します。

そして、粉のおいしいビタミンもあるのですが、お水と一緒に飲むのをお勧めしています。

なぜかというと、ビタミンCやビタミンBは、水に溶けて小腸で吸収されます

だから水分と一緒に摂ることで、速やかに胃を通過し、小腸での吸収効率が上がるのです。

また、ビフィズス菌や乳酸菌などは、胃酸に弱いため、強い胃酸の中では多くが死滅してしまいます。

そのため、胃酸が比較的弱い状態=pHが高めのときに摂取する方が、腸まで届く生存率が高いんです。

それはどんな時かというと、

食の直前~食後(30分以内)食物が胃にあることで胃酸が中和され、pHが上がる(=菌に優しい環境)

就寝前胃液の分泌が少なく、腸への通過がスムーズ。腸の活動が高まる時間帯(22時~2時)

カルシウムは多くの方が必要量に足りてないですが、カルシウムやマグネシウムは就寝前の吸収が高まる時間帯がお勧めです。

ただし、亜鉛や鉄もとるときは2時間以上あけてくださいね。
また、クリニックに来院された際は、お薬との相互作用もあるので、とっているサプリメントも教えてくださいね。