ヒアルロン酸で唇が不自然に…そんな時も修正できます

2025年11月17日

唇をふっくらさせるヒアルロン酸注入は、若さや女性らしさを象徴する人気の施術です。

しかし最近は、

「唇が左右非対称になってしまった」
「硬くなって口が閉じづらい」
「入れすぎて上唇や内側まで膨らんでしまった」

といったご相談が増えています。

唇は非常にデリケートな部位で、ほんの少しの量でも形や印象が大きく変わります。
しかしながら、一部のクリニックでは、入れ放題プラン1本単位での購入システムがあり、「せっかくだから」と多めに注入されてしまうケースが少なくないんです。

また、鼻やあご用の硬いヒアルロン酸を“余ったから唇にも”と流用してする場合もあり、その結果、

・上唇の上部が不自然に膨らむ

・唇がボコボコする

といったトラブルなつながることがあります。

六本木スキンクリニックでは、こうした場合にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を用いた修正治療を行っています。

ヒアルロニダーゼは、過剰に注入されたヒアルロン酸を分解・除去する酵素です。

注入後しばらくすると徐々にふくらみが減り、ほとんどの場合、翌日にはほぼ完成します。

「もう元に戻らないのでは…」と不安に感じて来院される方も、24時間後には安心されるケースがほとんどです。

この方は、唇の左右が非対称になり(特に下唇)

唇そのものではなく、周辺部(赤で囲んだ箇所)が盛り上がってしまったとのことで、来院されました。

1単位(1㏄)ヒアルロニダーゼを注入して10日後です。

気になっていた、触るとぼこぼこする唇のしこりや、唇の上下の膨らみは解消されましたね。

また、皆さんがよく心配される「もともと体内に存在するヒアルロン酸が分解されてしまうのではないか」という点についてもご安心ください。

ヒアルロニダーゼは、注入されたヒアルロン酸のみに作用します。

過去にヒアルロン酸を入れすぎてしまった方や、少しだけ調整したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。

ヒアルロン酸の分解除去治療について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。