人生のターニングポイント①

2022年7月2日

7月から、アメブロのオフィシャルブロガーになりました。

なので知らない方たちのために、少し前に書いたことをもう一度書いたりしています。

昨日自己紹介で書いた、のこと

以前にブログで書いたのですがもう一度、載せておきますね。

この数年、周りの友人たちで、癌や、白血病になる方たちが増えてきました。汗

他人事だとだれも思ってるけれど、そういうことて突然自分の身に降りかかります。

私の場合もそうでした。まだ周りに同年代で、癌になった人が皆無の時に一番最初に、癌になりました。

胸が比較的大きかった私は、中学生のころからワイヤーの入ってるブラジャーをつけていました。胸のつけね下のところに、ほくろがあり、いつも下着のワイヤーが突き刺さり超g\土ホクロの部分に、血が出てジュクジュクしてることも多かったのです。

ずっと気になってはいましたが胸のところでもあり、大学病院で皮膚科にいるときも何となく言えませんでした。

友人の医師がクリニックに遊びに来てくれた時にこのホクロが気になってると言ってとってもらいました。

病理の結果は悪性黒色腫でした。

すぐに拡大切除しましたが、若ければ若いほど、ある意味癌細胞も元気なので進行も早いこともわかってました。

もう5年後は死んでるほうが確立が高いんだと思いました。

結果を知った日、信号機で停止してる前の車に追突してしまいました。それだけ動揺していたのでしょうね。

周りの数人の友人に言ったら言葉をなくしていました。友人に言っても同年代ではまだ受け止められる人もいないし、言われてもどう元気づければいいかわからず困ってる感じがしたので、自分の胸にしまっておくことにしました。

親にもどれだけ自分が癌といったら嘆き悲しむかと思うと、言わないでいました。親不孝をしたくなかったのです。

今、10年以上たちました。

元気に生きてます。

そして今は癌になってよかったと思ってます。

色々なことを考えさせられたからです。

何が大切かとかすべて変わりました。

私は退院後も仕事をつづけました。

自分がしてほしいことがあったら、先に自分がそれをしろという誰かが言った言葉を思い出したからかもしれません。

ちょうど、私の仕事は医師で、人を助ける仕事です。

そして、皮膚科の中でも美容系に向いてはいましたが、ニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)を専門にやり始めていた時でしたので、ある意味人を救える仕事でもありました。

私はクリニックで人を救うことが自分も救われる気がしました。

どうしても生きたい。つらいことがあってもいいから生きたいと思いました。

そして10年経過しました。

私はいま生きてます。しかも元気に。

生かしてもらえたのは何か意味があったと思ってます。私に神様が何かまだ使命が残っていて生かされてるのだろうなと。

それはきっと、医者として働くことなのだと思ってます。

医者の仲間では、よく医者の仕事は大変だから、早くあと次いでほしいとか引退したいという方が多いです。

でも私は、働けることにも働いて起こる、ストレスも生きてると実感できるから好きです。

体が動いて頭が働いて手がちゃんと動ける間は一生働きたいです。

そして、患者さんたちに、いえ友人に対しても、仕事の付き合いの方に対しても自分で言うのもおこがましいですが、しゃべり方態度はできるだけ気を付けています。

はっきりいって、いい人間になりたいと思っています。

何も人間は持って死んでいけないんです。何も自分には死んだら残らないけれど人の記憶の中できれいでいたいと思うようになったからです。もちろんそれでも自分でいいと思うやり方なだけで、私のこと気に入らないと思う方は多くいるかもしれませんが、私にできるめいいっぱいです。

一番優しくできてないのは、親と、スタッフです。でもある意味私にとっては身内になってるので1ミリも気を使ってないからでしょうね。だからスタッフや親には感謝してます。ドキドキドキドキドキドキ

言いたいことが言えて、隠すものがないからです。

そして、最近思うのは、自分が元気だと、癌になった方に知ってもらうのは、癌の方たちの励みになるのだと思ってます。

生存率20%と言っても、5人に一人は助かるんですよ。

生存率50%なんてどうしても半分は死んだと嘆くかもしれませんが、2人に一人は生きてるんです。

希望を持ってくださいね。

泣いてても人生の時間は長くなりません。泣いてる分辛いだけですし、残りの人生の長さが決まってるなら泣き暮らすのは時間がもったいないです。笑っていてほしいです。笑う門には福が来ると言いますが、私は本当に、奇跡っておこると思ってます。

私が一緒に住む彼女たちは、今を精一杯生きてます

今のこの瞬間だけを楽しみ、将来の不安を考えたりしていません。

私もそういう生き方をしたいと思っています✨

六本木スキンクリニックでは、患者さんたちが人に会ってもいつまでも変わらないねと言われるようなナチュラルな美しさと、いつまでも人生を楽しめる健康の維持を、サポートできるように日々努力いたしています。

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