肌リプレース治療(薬で肌を入れ替えてシミをなくす)

2025年5月24日

老化のシミが何回レーザー治療をやっても、すぐにでてきてしまう。

そういう方には、お薬で肌を入れ替える治療 肌リプレース治療』がお勧めです。

なぜ、老化のシミをレーザーで治療してもまたすぐに出てきてしまうのでしょうか。

レーザーがメラニン色素に吸収されると、熱でメラニン色素を壊します。

基本的にメラニンだけを壊すのですが、周囲の組織にも熱による炎症がおこります。

なので、レーザー照射後2~4か月は、照射部にメラニン色素を作りやすくなります。

メラニン色素は刺激で作られるので紫外線の刺激や、物理的刺激を最小限にしていただきます。

しかし、刺激だけでなく、その人の肌質により、レーザー照射後のメラニン色素のできやすさは大きく変わります。

メラニン色素を作りにくい肌質の方はレーザーでいいとも思います。

でもメラニン色素を作る機能が活発な方は、色戻りが強く、壊したメラニンが再び同じに近いレベルで産生されやすくなってしまう方も少なくありません。

なので、レーザー治療をしてもあまり変化がなく見えてしまいます。

そういう方に、炎症をさらに抑えて治療できる方法として開発したのが、薬液でその部分の肌を入れ替えてシミをなくす方法 『肌リプレース治療』です。

薬液をシミの種類、濃さ、できてからの年月、肌質により選定して薬液をつけていきます。

つける時間も医師が決定して行います。

口周りのニキビ跡のシミがレーザーで取れにくいため、肌リプレース治療をすることにした症例です。

通常は3日〜1週間で表皮が再生し、約1か月かけて真皮浅層のリモデリングが進みます

こうして、新しい皮膚に置き換わります。

レーザーよりも炎症刺激が少ない分、戻りを極端に抑えられますが、やはり、治療効果を上げるために、メラニンの合成を抑えるブリーチクリームをつけてもらいます。

一度でとれるものもありますが、濃いものだと皮膚が一層取れて入れ替わった後、まだ下にシミがありますので、その場合は4週間あけてもう一度行います。

今まで、何度レーザー治療をしてもシミが取れないという方は、是非ご相談くださいね。無料カウンセリングも行っています。

六本木スキンクリニックで開発した治療ですので、他のクリニックでは行っておりません。