花粉症、放っておくと「嗅覚」がなくなってしまうことも…?

2026年2月6日

「においが分かりにくいだけなら、そんなに困らないのでは?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも実は、嗅覚は私たちの生活にとても大きく関わっている感覚なんです。

味の正体は、7〜8割は“嗅覚”

一般的に、

◎甘味・塩味・酸味・苦味・うま味 →

◎料理の「おいしさ・コク・香ばしさ」 → 嗅覚

と言われています。

つまり、嗅覚が衰えてしまうと、食事が「全部同じ味」「なんだかつまらない」と感じてしまい、食欲低下低栄養につながることもあります。

また逆に、濃い味・甘いもの・脂っこいものを欲するようになり、塩分・糖分過多になってしまうこともあるのです。

嗅覚は“原始的な警報装置”

嗅覚が低下すると、ガス漏れや食べ物の腐敗、焦げているにおいなどに気づきにくくなってしまいます。

一人暮らしの方やご高齢の方にとっては、生命に直結するリスクになりますよね。

嗅覚が低下すると、ほかにも

・喜びやときめきが減る
・季節感を感じにくい
・思い出が呼び起こされにくい
・抑うつや意欲低下

といった影響が出ることもあります。

加齢でも嗅覚は衰えていきますが、実は慢性炎症でも衰えやすくなります。

花粉症は慢性的な炎症状態です。

だからこそ、我慢せずにお薬を飲んだり、点鼻薬を使うことをおすすめしています。

当院では、強いタイプと弱いタイプの点鼻薬を2種類お出しし、症状に合わせて使い分けていただいています。

気になる方は、いつでもお気軽にスタッフまでお声がけくださいね。

また、加齢による嗅覚障害も予防したい方には、ニールメッド スメルリストア という嗅覚トレーニングキットもあります。

当院でも取り扱っていますし、ネットでも購入できますので、ぜひ試してみてくださいね。

今、自分にある体の機能の中で、大切なものは本当にたくさんあります。

それを失って初めて気づくことが多いけれど、老化や炎症によって、確実に私たちの大切な機能は少しずつ失われていきます。

このブログを読んで「そうなんだ」と気づいたら、失ってしまう前に予防してほしいと思っています。

そういう気づきがきっかけで、
予防できてよかった、と言ってくださる方がひとりでもいたら——

そんな思いで書いています。