50代以降の男性と、そのパートナーの方へ ― ぜひお読みください

LOH症候群は、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こる症状で、いわゆる「男性更年期障害」といわれるものです。

「男性更年期なんて大げさ」と思われがちですが、実は軽く見てはいけません。

男性ホルモンが低下すると、将来的に命に関わる疾患のリスクが高まることも分かっており、結果的に寿命にも影響するといわれています。

以前、スタッフブログでもご紹介しましたが、男性更年期による経済損失は年間1.2兆円とも報じられています。(読売新聞オンラインより)

それほど社会的影響が大きいため、医療が積極的に介入すべき分野だと考えられています。

男性更年期が改善してくると、実はED(勃起不全)も回復してくるケースが少なくありません。

そしてEDは「年齢の問題」だけではなく、日本人男性の4人に1人が該当するといわれています。

ただし、こちらはお薬で改善が期待できることが多い症状です。

男性ホルモンが低下すると、

・仕事への意欲がわかない
・判断力が落ちる
・集中力が続かない
・物忘れが増える

といった変化が出てきます。

つまり、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのです。

パートナーとして見ていても、それはとても切ない変化ですよね。

ところが男性は、

「年のせいだからみんな同じだ」
「自分は大丈夫」
「こんなの病気じゃない」

と、変化を受け止めずにそのままにしてしまう方も少なくありません。

一方で女性は、年齢とともに変化を感じると、生活を見直したり治療を受けたりと前向きに対応する方が多い印象があります。

そのため実際には、パートナーの方が背中を押して受診につながるケースも少なくありません。

男性ホルモンのケアは、

・生活習慣の予防
・認知症予防
・将来的な疾患リスクの軽減
・物忘れが増える

といった観点でも大切です。

パートナーが病気や認知症になってしまうと、支える側の負担はとても大きくなります。

だからこそ、「まだ元気なうち」に整えておくことが重要です。

LOH症候群は、採血で男性ホルモン値が大きく低下していれば確定診断となります。

ただし、数値が基準内でも症状が出ている場合には、予防的な意味で治療を行うこともあります。

「最近元気がない」
「なんとなく覇気がない」
「物忘れが増えた気がする」

そんな変化に気づいたら、ぜひ一度ご相談ください。