ウィルスのイボは、液体窒素(ドライアイスのようなもの)による冷凍凝固術が一般的に行われています。(保険が適応なので)
ですが、いぼの治療法には、炭酸ガスレーザーによる治療があります。(こちらは保険の適応がないです)
液体窒素による冷凍凝固術が、ベストの治療法ということではありません。
冷凍凝固術は治療時に痛みが強く、痛みに弱い方には治療を継続が難しくなります
冷凍凝固術は、一度で治すのでなく少しづつやっつけていく感じなので、定期的に通う治療なのです。
継続して治療を受けないと結局治らずに終わってしまいます。
早く終わらせてほしくて痛みに我慢するからと強引に強くやりすぎると、イボの原因となるウイルスを周りの部位にまき散らし、イボの範囲をかえって広げてしまうこともあります。
なので、早く治したい方は炭酸ガスレーザーがお勧めです。
また痛みに弱い方も、痛みは最初の麻酔だけなので、やはりお勧めです。
私も何度も皮膚科のとき患者さんのイボがうつってしまい、ものすごい回数、冷凍凝固術をしました。
もう、本当につらかったです。
痛すぎる。
心臓がそこにある感じの拍動性の強烈な痛みです。
また、冷凍凝固術は、低温火傷のようなものなので、ほぼ確実に色素沈着ができます。
だから、シミなどが気になる場合や、顔や首などできてしまったような場合は、冷凍凝固術ではなく、炭酸ガスレーザーが、やはりお勧めです。
この方も、ウィルスのイボができて8回冷凍凝固術したがまだ全然とれないとのことできました。
炭酸ガスレーザーでウィルスのイボ部分を蒸散します。
傷は、7~10日で治り、赤みと、少しポロポロする感じがしばらく残る方もいますが必ず落ち着きます。
3か月後、ウィルスがまた出てきてないかチェックのとき。
うっすら傷跡がわかる程度で、きれいに治ってますよね。
たった1回の施術で、2回診せて終わりです。
ウィルスのイボ早く取りたい方は是非。