ホクロができやすい方っていますよね。
これは生まれつき遺伝で決まっています。
ご両親のどちらかがホクロが多い人はできやすい体質の可能性が高いです。
そういう方は紫外線で、シミだけでなくホクロ細胞も作られてホクロができてしまいます。
だから日焼け止めがホクロの予防になります。
ただ、紫外線だけでなく、ストレスやホルモンバランス・生活習慣の乱れも関係しています。
ほくろがたくさんできると悪いものではと心配する方がいます。基本には、ほくろは良性です。ただ、過度な刺激をして細胞の変異が起こると悪いほくろへと変わってしまいます。
この患者さんもホクロができやすくて取りたいと思っていましたが、一度にたくさんとるのは大変なのではそして、痛いのではと、思いなかなか踏み切れなかったそうです。
一度に何個もの部位を手術するようなイメージを持ってしまうのでしょうね。
でも実際には、麻酔クリームをつけて肌を鈍くさせて麻酔の注射をするので、ほくろを取ってる間は痛みが全く分からない状態です。
終わって麻酔が切れてから痛いということもありません。
施術も炭酸ガスレーザーで1か所1分もかかりませんので、あっという間に終わってしまいます。
炭酸ガスレーザー後に残った色素は、2週間後YAGレーザーを照射しました。
深いところにあるメラニンは深追いして、炭酸ガスレーザーで蒸散すると凹んで治ってしまうことがあるので、後日YAGレーザーでとっていくのです。
数をまとめてとると、とてもすっきりした感じになりましたね。
ホクロの炭酸ガスレーザー治療をもっと詳しく見たい方はこちらをご覧ください。