前は、同様に根本治療という言葉が使われてました。

簡単に言うと、失われた組織や臓器を根本的に元通りにする医療です。

以前は大きい組織単位や、臓器単位だったのが、細胞単位で元通りにするレベルに近年はなってきたのです。

なので、事故や病気で失われたものだけでなく、老化でダメになった細胞をもとに戻すというアンチエイジング治療も、再生医療になります。

細胞単位で元に戻すという点では幹細胞培養上清液を点滴するのが、最先端として注目されています

幹細胞培養上清液は、体内の幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を採取して滅菌などの処理を行ったものの上澄液のことをいいます。

幹細胞培養上清液を用いた幹細胞治療とは、サイトカイン療法とも呼ばれ、多くのサイトカインが含まれます。

サイトカインがどのような働きをしてくれるか。

下に幹細胞上清液に含まれる主なサイトカインの種類とその効能を挙げてみました。

血管内皮細胞増殖因子：VEGF    発毛、育毛、ゴースト血管抑制

上皮成長因子：EGFとFamily    シミ、くすみ改善、肌の新陳代謝の改善、シワ改善

ケラチノサイト成長因子：KGF   発毛、育毛効果

インシュリン様成長因子：IGF   皮膚再生、シワの改善、肌の張りや弾力の再生

血小板由来成長因子：PDGF      細胞分裂の促進、損傷組織の増殖・再生

トランスフォーミング成長因子：TGF-β、TGF-αとそのFamily   抗炎症、創傷治癒や細胞の増殖促進

肝細胞増殖因子：HGF   組織再生・活性

神経系栄養因子

CNTF（毛様体神経栄養因子）    神経幹細胞の増殖促進・活性

GDNF（グリア細胞株由来神経栄養因）    神経細胞の分化・成長、ドーパミン取り込み促進

NGF（神経成長因子）   神経伝達物質の合成・促進、神経細胞の維持、細胞損傷時の修復、脳神経の機能回復、アルツハイマー病・痴呆症の予防

BDNF（脳由来神経栄養因子）    神経細胞の生存維持・成長促進、アルツハイマー病・認知症予防

見た目だけでなく、脳の若返りにもとてもいいのです。

寿命は長くなってもぼけてしまってたら、幸福感もよくわからなくなってしまいます。

健康で幸せな寿命を長くと考えると素晴らしい治療ですよね。

幹細胞培養液を活用すると様々な抗老化効果などが期待でき、自分自身も使ってみたいと思う方は多いと思います。

全身のエイジングケアを希望する方には、本当に有効な治療だと思います。

ただ、点滴だと目に見えて変化がわからなかったり、コストが高い。。。と思うこともあります。

実はこれって美容皮膚科を選ぶか美容整形をするかのような違いです。

美容整形は目を二重にしたり鼻を高くしたり、一気に変えるのでとても効果がわかりやすく、費用対効果を実感できます。

美容皮膚科でもシミを取るとかなら実感できますが、老化予防で、ジェネシスレーザーやトーニング、ピーリング、水光注射などしてる方たちは1回の効果はわかりにくいかもしれません。

でもきっとこれが老化の予防になり続けていると変わると信じて、六本木スキンクリニックに来ていただいてる方たち。一般の同年齢にの方と比べて明らかに驚くほど若いです。

しかもどこかを、思い切りいじってるわけでないので不自然さがなく若いです。

若く作ってるな感がないのです。

普通に実年齢を間違えるような感じです。

目に見えて変化がわかるのが好きな方もいらっしゃるし、どちらが正解とかはないです。本人の好みですからね。

でも、信じる者は報われるという言葉を私は、六本木スキンクリニックにずっと通ってきていただいてる患者さんたちを見るたびに痛感します。

私は、個人的に顔から上だけ若くても脳はちょっとぼけてるし、体も、老けた感じ…とかよりも全体的にバランスが取れてるほうが素敵と思うタイプなので、おすすめです。

実際に私が自分でやってるものも何か気になるからやるのでなく、将来的に気になるのが嫌になると思ううからやってるというものが多いです。

その一つがアンチエイジングの点滴です。