ほくろって本当にいろんな見た目があるんです。
色だけでも、普通の茶色だけじゃなくて、真っ黒から青みがかったもの。
うすい茶色と濃い茶色のミックス。
皮膚の色や、一部だけ色がある。
また赤っぽいものまで。
そして、サイズもいろいろ。
形もきれいな円形。楕円形、不整形の変な形。
また丸く盛り上がったものやドーム状に盛り上がったもの。
いろいろあります。
共通してるのはほくろ細胞があるかどうか。
少し変わったほくろがある人は、気にはなってるけれど、ほくろとかとるの怖いな。
でもほかの普通のほくろとちょっと違うから、悪いものかもしれないのも気になるな。
と、気にしてる方は多いです。
この手前の盛り上がった左の額のほくろは、ちょっと赤っぽいですよね。
これは、茶色のもとのメラニン色素が少ない皮膚の色に近いほくろで、皮膚の中の毛細血管が広がり異常に増殖することで、赤い線が細かく作られてるんです。だから、赤っぽく見えています。
全く悪いものではありません。
でもこれくらいのサイズで目立つ場所なので気になると思います。
この方も気になってたけれど病院に来るタイミングを逃してたようです。
見た目がきれいにほくろを取るだけでなく、やはり、どうして赤っぽく見えてるのか、悪いものでないかなど、説明を受けるのもとても大事です。
六本木スキンクリニックでは、きちんと診断をして説明をしてから摘出しています。
今回この部位に局所麻酔をして、炭酸ガスレーザーでとりました。
顔の場所によっては切って縫ってきれいに治る部位もあるのですが、多くの方はレーザーでの除去を希望することが多いです。
額のほくろ除去は、実は結構難しいのです。
骨が近いのであとになりやすいのです。
だからできるだけ1回でとってあげたいと思うのですが深くなりすぎると、盛り上がってこないこともある部位なので、ぎりぎりのラインでとっていかなくてはなりません。
また、ケロイド体質でなくとも、盛り上がって肥厚性瘢痕のようになりやすい場所なのです。
(クレーターができてすぐに治療を始めると、数回でなおることもあるんですよ。)
前にも書きましたが、他のクリニックのホームページを見ると、副作用としてほくろの深さにより皮膚が凹むことがあると書いてあるのを見ます。
でも凹んだらそれを治すが大変なので、凹ませてはダメなのです。
またこの方は額の中央近くにある黄白色っぽい腫瘍も同時に炭酸ガスレーザーでとりました。
これは皮脂腺という脂を出す腺の腫瘍です。
こちrさは、再発をすることがあるものなので確実に一回で取れるとは断言できにくいものですが、色が違って見えるので気になってしまう方が多いです。
2か月後、ほぼどちらも色もわからなくなりました。
六本木スキンクリニックでは、ホクロ(ほくろ)の状態(大きさ・深さ・いつ出来たものか・色など)と、お一人お一人の ご希望に合わせてホクロ除去(ほくろ取り)を行います。
除去した跡がきれいになっていることを重視しています。悪いホクロかしっかり診断して治療します。大きさや色、部位などを考慮して治療します。
ホクロの炭酸ガスレーザー治療をもっと詳しく見たい方はこちらをご覧ください。