ある日突然、赤い小さいふくらみがあると気づく方少なくない赤いぽっちり。
一回見つけると赤くて目立つので気になってきます。
これは、英語ではcherry angiomaサクランボみたいな名前や、Ruby Spot というジュエリーのような名前なのに日本語になると老人性血管腫。
老人性血管腫は数mmの大きさの平坦~ドーム状の赤いできもの。
毛細血管が集中して増えて出来る良性の皮膚の腫瘍なんです。
痛くもかゆくもないけれど 、自然に消失することはなく逆に大きくなり、数も増えていきます。
顔だけでなく体にも出てること多いです。
ただ、良性のものなので、症状もないため放っておいても問題はありません。たまにかなり大きくなると、ひっかけたりして血が出てしまったという人もいるので、大きくなってきたらとったほうがいいかもしれません。
しかし通常は 、治療の目的としては見た目の改善ですね。
上の写真のようにドーム状になると、炭酸ガスレーザーが適用です。
そのままだと炭酸ガスレーザーは痛いので、塗る麻酔(ちょっと熱さ感じるかも)か、お注射の麻酔(痛みに弱い方は両方もできます)をして、10秒くらいで取れてしまいます。
でも、これがドーム状になる前の比較的フラットなものだと、赤み用のジェネシスレーザーを照射で治ってしまいます。
ジェネシスレーザーだと1秒ですね。
しかも麻酔もいらない
チクッとする程度。
しかも1ショット1000円です(税抜き)
だから、大きくなって気になってくるよりもフラットなときにとってしまうほうがお勧めですね。
この方は、ふくらみがあるので炭酸ガスレーザーでとりました。
1か月後。ふわっと赤みが残っています。
この赤みは自然に消えますのでご心配なく
炭酸ガスレーザーだと、1つとかだとほくろのコストで、5000円になりますが、10個だと、15000円です(税抜き)
数が、3個以上は10個まで一緒になってしまうんですね。
ただ、老人性血管腫は1~2個でも、老化のイボはほとんどの方が結構あります。
これも含めて10個でも15000円です。
気になる方は是非、小さいうちがお勧めですよ。