ニキビ跡の凹み(クレーター)は、ニキビを刺激したり、ニキビが繰り返してできるなどの炎症で、毛穴の周りの線維が破壊されることで起こります。
クレーターはコラーゲン線維でできている真皮が破壊され、肌が凸凹になってしまった状態です。
クレーターとなったニキビ跡は、ニキビが治った後も、ニキビより目立ちやすいため気になる方が多いです。
クレーター肌・ニキビ跡の治療は保険適用外のため、一般の皮膚科では十分な治療が難しく、また市販薬やセルフケアでの解消が難しいのが現状です。
なので、大きい総合病院や大学病院ではあまり、やっていません。
そうすると、ニキビ痕の凹み(ニキビ痕クレーター)って、治らないんだと諦めてる方がとても多いのです。
でも実際には治ります。
ただ、クリニックによって、治療法が異なります。
ニキビ跡の凹み(クレーター)は一番治りが悪いものの一つです。
ほかの美容のもには、ゼロのものをプラスにするということがほとんどです。でも、ニキビ跡の凹み(クレーター)は、凹んでマイナスのものをゼロに持っていくという、ある意味病気を治すのと同じだから難しいのです。
現在、多くの場合は、フラクショナルレーザーやフラクセル、ダーマペン。ポテンツァなどで、肌の入れ替え治療です。
しかし、フラクショナルレーザーやフラクセル、ダーマペンは、肌が滑らかな感じにはなりますが盛り上がってるわけではないんですね。
滑らかな肌になって目立ちにくくなるという感じです。
この場合、他人は一つ一つの凹みってあまりじっくり見てるわけではないので、パッと見たときに肌がきれいになった感じがするんですね。
六本木スキンクリニックでは自分目線で治したい方には、オリジナルのニキビ痕凹み(ニキビ痕クレーター)ピーリングというのを行っています。
一つ一つのニキビ痕の凹み(ニキビ痕クレーター)に丁寧に、コラーゲンを作る細胞を活性化させる液を丁寧に埋め込んでいきます。
そうして少しづつ盛上げさせていくのです。できたら、ジェネシスレーザーというコラーゲンを作る細胞を活性化させるレーザーを照射しながら行うほうが盛上がりはいいです。
ジェネシスレーザーも最近エクセルVという、パワーアップした機器が出て、さらに上がりもよくなってます。
かなり深いニキビ跡の凹み(クレーター)が多いです。
何度も同じところに繰り返し、繰り返すたびにつぶすことも多かったとのことです。
ジェネシスレーザー+ニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)ピーリング35回行いました。
頬は深いところも、ほぼわからなく上がっていますね。
こめかみもわずかに残る程度でほぼ上がってます
少し残る部分が気になる場合はスポットでも治療していけます。
とてもすっきりしましたよね。
最近では、TCAクロスという名前で行ってるクリニックもありますが、私たちの液は浸透も高くなるように設計しています。
できあえのTCA(トリクロロ酢酸)液でないので、その場で、その患者さんのその時のへこみの状態に最適な濃度を1%単位で設定して作っています。
そんな私たちの地道な作業の繰り返しが患者様の笑顔につながることがとてもうれしいです。
TCAクロスについて前回少し書いたのも参照してみてくださいね。
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ニキビ跡の凹み(クレーター)にTCA。最近はTCAクロスという名前で出てきました。 | 女医・鈴木稚子オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
六本木スキンクリニックではかなりの数のニキビ跡のクレーターの患者さんたちを診ています。
どこに行ってもよくならなかった方たちは是非一度診察に来られてください。
ご希望に沿う状態になるまで、必ず持っていきます。
特にできたばかりですと治りがいいことが多いので早めの治療のスタートが大切です。
通院回数や、コストなども相談に乗りますのでお気軽におっしゃってください。
ニキビ痕の凹みの治療をもっと詳しく見たい方はこちらをご覧ください。