ニキビとニキビ痕の凹み(ニキビ痕クレーター)を同時に治療することで一気にきれいに

ニキビがまだ多く出ていると、
「ニキビがすべて治ってからでないと、ニキビ痕の凹み(クレーター)の治療はできない」
と思われている方は、実はとても多いです。

今回の患者さんも、ニキビとニキビ痕の凹みの両方が気になっていたものの、
「まずはニキビ治療を優先しないと、クレーター治療はできないのでは」と考えていらっしゃいました。

基本的に、ニキビ治療で大切にしているのは次の2点です。

① 今できているニキビを早く治し、ニキビ痕を残さないこと。
(色素沈着・ニキビケロイド・ニキビ痕のクレーター〔凹み〕を防ぐ)

これは、外用薬を基本とし、炎症の強いニキビや大きなニキビがある場合には、内服薬を併用したり、アクネパッチやニキビ点滴を行い、少しでも早く・悪化させないように治療していきます。

また、ピーリングを取り入れていくことも、ニキビを早く治すための重要なポイントです。

② ニキビができにくい肌質へ整えていくこと。
これは主にピーリングによって、肌の新陳代謝(ターンオーバー)のリズムを整えていきます。

ニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)が残ってしまった場合には、
六本木スキンクリニックオリジナルの**ジェネシスレーザー照射と同時に「凹みピーリング」**を行います。

使用するピーリング液は、トリクロロ酢酸(TCA)をベースにしたものです。
トリクロロ酢酸の濃度は、患者様お一人おひとりの肌状態や凹みの深さを診察したうえで、1%刻みで細かく調整して調合しています。

そのピーリング液を、ひとつひとつの凹みに丁寧に埋め込むように施術していき、時間をかけて少しずつ、ニキビ痕のクレーター(凹み)を内側から持ち上げていきます。

ジェネシスレーザーと、ニキビ痕の凹み(ニキビ痕クレーター)に対するピーリングを計30回行いました。

その結果、ニキビ痕の凹み(クレーター)はかなり改善しています。

ややクレーター治療に重点を置いて施術を進めていたため、ニキビはまだ多少出るものの、以前のような大きく炎症の強いニキビは、ほとんどできなくなりました。

六本木スキンクリニックでは、ニキビにお悩みの方、ニキビ痕のクレーターでお困りの方を非常に多く診察しています。

「いくつかのクリニックに通ったけれど、なかなか改善しなかった」
そのような方も、ぜひ一度ご相談ください。

患者様のご希望やライフスタイルに合わせて、目指す状態に近づけるための治療プランをご提案いたします。

特に、できてから時間があまり経っていないニキビ痕は、改善しやすいケースが多いため、早めに治療をスタートすることが大切です。

通院回数やコストについても、無理のない形で一緒に考えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。