アトピー性皮膚炎のある方や、リップをよくつける方、口紅をつけてる時間が長い方は、唇が黒ずみやすいです。
また、唇にほくろもできやすいです。
ほくろだと気づきますが、黒ずみだと自分で気づいていないことが多いんです。
女性では薄い色の口紅だと色がきれいに出ない場合は、黒ずみが強い可能性高いです。
あとアトピー性皮膚炎などアレルギー体質のある方は、ほくろができやすいんです。
そういう方は唇が乾燥しやすくて、刺激に弱い状態になっています。
だから常に弱い炎症が起きているんですね。
唇に炎症があって痛いとかひりついてるときは
「ステロイドは嫌だ!」
と思うか方もいるかもしれませんが、ステロイドは適切に使えばとても良いお薬なんです。
唇の炎症が強い時はとても弱いタイプのステロイドを1日2〜3回使用します。
唇の保湿を一生懸命しても、唇には皮脂腺がないので、やはり、すぐ乾燥してしまいがちなのです。
カサカサめくれる皮膚を引っ張ってむしったりすると生きてる皮膚までむしってしまって大変なことになります。
どうしても気になる場合は、つっを整えたり、眉毛カット用の小さいハサミをきれいに洗って(消毒があったら消毒して)ぺらぺらしてる皮膚の部分を切りましょう。
しみ・ほくろの予防のためには炎症をできるだけ早く抑えてあげることがと〜っても大切です
話が飛びましたが、このように炎症を起こしてると、黒ずんだり、ほくろができます。
そして黒ずみやホクロを治したいと思ったら、やはり、レーザー治療になります。
ビタミン剤の内服や外用では治りません。
唇の色素沈着は意外に印象が強いですし、口紅で隠れません。
青で囲った右下の2か所と、左下の色素沈着が目立ちますね。
青の部分は多めに、下唇全体もYAGレーザーを2回照射しました。
ほくろも色素沈着もなくなり、唇の色が明るくなるとだいぶスッキリした清潔感のある印象になりますよね。
レーザーを照射してから1週間は口紅が塗れませんが、レーザー後に塗っていただく薬がグロスのようなのと、六本木スキンクリニックで販売してるリップクリーム(税抜き500円)も、グロスのようで、に唇全体に塗ってるとキラキラしてるし、唇の荒れも治りやすいです。
テーピングは必要ありませんので、ご安心ください。