3日間寝れないと、ほとんどの方が精神的に障害が出るといわれるほど、睡眠は大切なのです。
睡眠は脳の休息なので、睡眠がとれないと、健全な身体の維持はできなくなります。
その睡眠に大きくかかわってるものの一つがメラトニンです。
メラトニンは脳で作られるホルモンです。
体内時計を整えるのに重要です。
明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されるため、日中にはメラトニン分泌が低く、夜間に分泌量が十数倍に増えます。
メラトニンは、年齢を重ねるとともに分泌量が減ってしまいます💦
メラトニンの分泌量は10代をピークに急速に減ります。30代ではピークの1/3、50代以上になると1/10しか分泌されなくなってしまいます。
年をとると朝早く目覚めたり、夜中に何度も目が覚めたり、若い頃より睡眠時間が減ってくるのは、加齢によりメラトニンが減って、体内時計の調節機能が弱まっているためと考えられています。
メラトニンの分泌は主に光によって調節されています
夜に強い照明の中にいると体内時計の働きが乱れてメラトニンの分泌が抑えられてしまいます
なので、メラトニン分泌を増やすには、夜、なるべく暗くしてリラックスする。
逆に、朝や日中は、十分な光を浴びる。
メラトニンには催眠作用があるため、欧米では睡眠薬としてドラッグストアなどで販売されており、日本でもインターネットで並行輸入が可能です。
睡眠・覚醒リズム障害に対してはメラトニンは有効です。
メラトニンのリズム調整作用を十分に引き出すには特殊な時間帯での服用が必要なのです(寝る前ではありません。時間帯を決めるには睡眠検査が必要なのです⇒私も数年前に知りました)。
なので、寝る前に服用しても寝つきは若干良くなるものの、不眠症の改善効果までは乏しいことが分かっています。
六本木スキンクリニックではアンチエイジングには睡眠はとても大切なのですがストレスや、老化で眠りが悪くなったという相談も多く受けます。
ストレスや、いわゆる、年のせいで眠りが悪くなった方たち。
こういう方たちは、まず、CBDオイルと、メラトニン受容体作動薬(保険が利きます)を出させてもらっています。
CBDオイルについてはこちらを見てね。
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この薬は体内時計のリズムを整えているメラトニンというホルモンに働きかけることで睡眠を促すお薬です。
中途覚醒
早朝覚醒
熟眠障害
そして、まだ足りないという方は、自費になってしまうのですが、
メラトニンを処方します。
なぜ慈悲化というと、このメラトニンは2020年に発売されたものですが、子供にしか保険が利かないのです。
そして子供用なので顆粒になってしまいます。
飲みにくいかもしれませんが・・・ただ、症状を聞きながら分包なので、体重なども考慮して量を増減させていただいてます。
そして、メラトニンが普通の睡眠薬と違っていいのは、
自然な眠気を強くする
入眠障害を改善する
リズムを整える効果が期待できる
依存性が極めて少ない
そして、保険にもなっているメラトニンで日本の製薬会社が販売してるというのも安心ですよね。
ストレスや老化で寝つきが悪く、良質な睡眠を希望されてる方などはぜひご相談くださいね。