口周りのほくろを取った後は、予防薬で盛り上がらないようにするのがおすすめです。

2022年9月12日

夏休み中や、9月の連休には、お顔のホクロ(ほくろ・黒子)を取られる方が多いです。

近年はコロナの影響でマスクでも隠せるからと、安易に思ってしまうかもしれませんがそうでもないのです。あせる

レーザーの後でも、ニキビの後でも普通の傷でも、傷が治るときにその部分にずっと刺激が加わっていると、軽い炎症が続いてしまい、傷が盛り上がりやすくなってしまいまうのです。

お顔では刺激を受けやすい場所というのは、やはりすぐ下に骨がある、鼻や、顎のフェイスラインと、

図のピンクの点々部分です。

ここは、骨も近いですが、やはり鼻息の刺激を受けやすい場所でもあるからです。

その鼻息の量も、マスクをつけることにより劇的に増えています。アップアップ

ということは刺激が増えているので、レーザー治療の後の軽い炎症が続いてしまうのです。

それにより、レーザー治療後しばらくして治療した部分が少しづつ盛り上がってきます。

盛り上がってしまった場合は、盛り上がりを抑える薬の対テープを貼ることや、注射をその部にすることで、盛り上がりは治ります。

でも、できたら盛り上がらないほうがいいので、盛り上がりやすい範囲内のほくろをレーザー治療するときには、盛り上がりの予防薬を内服していただくのがおすすめです。

予防薬は特に副作用はありません。

コロナが流行りだしたあとは、ほくろとる方が増え、多くのホクロ(ほくろ・黒子)をとっていますが(1年で5000個以上とってます。)マスクをするようになる前に比べ、点々部分のほくろ・・・特に鼻息が強くかかる鼻と唇の間の部分はとても盛り上がりやすいです。

たとえ盛り上がったとしてもできるだけ小さい盛り上がりですむように、予防薬はおすすめです。

六本木スキンクリニックにも、ほくろを取った後盛り上がってしまい治療に来る方が多いです。

この患者さんのホクロの部分は、少し鼻息とずれてるように見えますが、マスクがをしてるので十分刺激がいってしまう部位です。

なので、炭酸ガスレーザー治療を行った後、予防薬を内服していただきました。

3か月たちもりが上がりはないので、肥厚性瘢痕にならなそうです。

ただ刺激を受けてるので、刺激による赤みが残っています。

これは必ずなくなります

実はこの赤みもマスクの影響でとても長引きやすくなっているのです。赤みも刺激が加わらなくなれば、スムーズにひいてきます。でもマスクをしていると鼻息刺激を慢性的に受けてしまうので、長引くのです。

コロナが出るまではお顔で、ほくろを取った後、3か月も赤みが残る方はほとんどいませんでしたが、今はたまにいらっしゃいます。

また、他のクリニックでほくろを除去されて、盛り上がってしまった方も、多く治療にいらっしゃっています。

もしホクロを盛り上がらずに治したい、ほくろを取ったけれど盛り上がっているという方は、お気軽にご相談ください。

ホクロの炭酸ガスレーザー治療をもっと詳しく見たい方はこちらをご覧ください。

ほくろ除去

またほくろの炭酸ガスレーザーの値段は

直径3mm以下だと、1個/5,000円 5個以上/1個4,000円 11個以上/1個 3,000円
直径3.1mm以上5mm未満は、 1個/6,000円 5個以上/1個5,000円 11個以上/1個4,000円

直径5mm以上や盛り上がりの強いホクロは1個15000円になります(すべて、税抜き)