コロナのはやり始めたころマスクでも隠せるからと、ほくろを取る方が多かったです。
そして、最近はマスクが解禁になって口周りが気になり始めて、マスクで隠れてた部分のほくろを取りに来る方が増えています。
この方も目立つほくろではないですが、口のすぐ下と顎と、写真ぎりぎりの頬の3か所のほくろが気になり、取りに来ました。
口の周りは、痛覚のセンサーが多いので(痛みを強く感じやすい)、塗る麻酔と、注射の麻酔を合わせる方がおすすめですね。
麻酔をたっぷりつけて、30分密封。
そして痛覚センサーが鈍くなったところでしっかり皮膚の下まで麻酔の注射をします。
その後、炭酸ガスレーザーで蒸散して数分で終わりです。
3か月後ほぼ残らず、全くわからなくなっています。
実は・・・
口の周りは骨も近いですが、鼻息の刺激を受けやすい場所なので、実は、痕になりやすい場所なのです。
レーザーの後でも、ニキビの後でも普通の傷でも、傷が治るときにその部分にずっと刺激が加わっていると、軽い炎症が続いてしまい、傷が盛り上がりやすくなってしまいまうのです。
お顔では刺激を受けやすい場所というのは、やはりすぐ下に骨がある、鼻や、顎のフェイスラインと、
図のピンクの点々部分です。
ここは、骨も近いですが、やはり鼻息の刺激を受けやすい場所でもあるからです。
盛り上がりやすい範囲内のほくろをレーザー治療するときには、盛り上がりの予防薬を内服していただくのがおすすめです。
予防薬は特に副作用はありません。
この方も3か月内服して盛り上がりなさそうなのでこれで終了になりました。
六本木スキンクリニックには、他のクリニックでほくろを除去されて、盛り上がってしまった方も、多く治療にいらっしゃっています。
もしホクロを盛り上がらずに治したい、ほくろを取ったけれど盛り上がっているという方は、お気軽にご相談ください。
ホクロの炭酸ガスレーザー治療をもっと詳しく見たい方はこちらをご覧ください。