サリチル酸は角質軟化・融解作用を持ちピーリング効果に富んでいることから、美容医療でも徐々に普及し、ケミカルピーリング剤として用いられていました。しかし、従来のサリチル酸はエタノールに溶解されていたため、浸透性が強すぎて、ピーリング剤が血管にまで浸透してしまいます。その結果、血液中にピーリング剤が溶け込んで気分が悪くなる、赤み、痛み、炎症などの副作用に苦しむ人がいました。
当クリニックではサリチル酸をマクロゴールという基剤に溶解することにより、治療後のトラブルがほとんどなく安全で効果的なピーリングを可能にしました。

六本木スキンクリニックでは、小さな毛穴や凹み（へこみ）に、はみ出すことなく薬液を埋め込めるように、先端が0.1mmほどの極細のハケなど少しずつサイズが違うさまざまなオリジナルのハケを作っています。
熟練した施術者がこれらのハケを使い分けながら、浸透度が高く（ペーハーの低い）高濃度で深くまで浸透するピーリングの薬液を凹み（へこみ）の形どおりに一つずつ埋め込むことで、ニキビ跡の凹み（へこみ）・クレーターにお悩みの患者様に対して、ほぼ100％の改善効果を出しています。

鼻の毛穴開きをはじめ、頬・額・下顎・眉間などの開いてしまった毛穴を、極細の筆を使用して、六本木スキンクリニックが独自に開発したピーリングの液を埋め込んでいきます。
プラグピーリングで使用する薬液は、コラーゲン線維をつくる細胞を強力に活性させる効果があるので、埋め込まれた毛穴周囲でコラーゲンが生成されます。
治療回数や治療中の症状などは肌状態により個人差があるため、一度診察させていただいたうえでより詳しくご案内させていただきます。