アザ治療

アザの種類や濃さなど、症状に併せて適切な治療方法をご相談させていただきます。

アザ

しっかりシミの種類を見極めて最適な照射設定で行っていきますので効果が出やすいです。

一般にアザと称されるものの種類には、「扁平母斑」「太田母斑」 などタイプがあります。それぞれの特徴を下記の表にまとめています。
とは言え、自分が気になるそのアザがどれに相当するのかを診断することは、そう簡単なことではありません。
実際の診療においてまず問題となるのは、気になるそのシミ・色素斑がどの種類であるかを的確に診断することにあります。

アザの種類と特徴

シミ・アザの種類とお一人お一人のご希望に合わせて光治療、レーザーの使い分けなど治療法を決定します。

目を中心に認められる太田母斑

ホクロのアザ

▲最初の写真は目を中心にして現れた後天性の太田母斑。

アザの治療 ・・・ 治療法について

アザの治療方法 … レーザートーニング(光)・YAG/ヤグ(レーザー)・塗り薬

必要に応じて、レーザートーニング・YAGレーザー・塗り薬を併用しながら効果的に治療を行っていきます。

アザの種類 説明
蒙古斑 ◆そのまま様子を見ます
異所性蒙古斑 ◆YAGレーザーで治療していきますがメラニン色素が皮膚の深い部分にあるため、色の濃さの割に回数がかかることもあります。
母斑細胞性母斑 ◆大きいと炭酸ガスレーザーで治せないので、少しずつYAGレーザーで治療してきます。
扁平母斑 ◆レチノイン酸ジェルを併用し、メラニンを排出しやすくします。
◆レーザー治療(YAGレーザー)が効果的。顔面と頸部については比較的治りやすいですが、他の部位では治りにくい場合があります。
太田母斑 ◆メラニンが皮膚の深い部分と浅い部分両方にあります。
レーザー照射(YAGレーザー)とレチノイン酸クリームを併用することでかなりの程度改善できます。

扁平母斑、太田母斑の治療は、状態によりメラニン量や深さが異なるため、治療回数・期間が異なります。
症状と肌状態を診断した上で、最も効果的で安全な方法をご案内します。レーザー治療とレチノイン酸クリームの併用で徐々に目立たなくなっていきます。