ニキビ跡のクレーターを唯一治せるのが、
クリニックの治療です。
ニキビ跡・凹み治療
お肌にニキビ跡のクレーター・凹みができるのは、ニキビを無理に潰したり指で引っかくなどの大きな刺激が加わる事や、ニキビの炎症と化膿が同じ場所に繰り返し起こることによって、毛穴や皮膚の深い部分の組織(コラーゲン線維など)が破壊されていることが原因です。たとえニキビが治っても、ニキビ跡が残ってしまうととても目立つし、メイクでも隠せません。現在の多くの治療は、肌全体を滑らかにして目立たなくさせるというものです。ニキビ跡のクレーターは頑固なものですが、治療をあきらめないでください。
六本木スキンクリニックでは、全体を滑らかにさせる治療に加えて、凹んでしまった部分をひとつづつ手作業で盛り上げていく院長の開発したオリジナルの治療法を行っています。
まだ一度もクレーター治療をしたことがない方も、他院で、治療したけれど、もう少し目立たなくさせたい方にも六本木スキンクリニックでの専門治療をお勧めします。
凹み(クレーター)治療
ジェネシスレーザー+凹みピーリングが適した方
- ひとつづつの凹みを時間をかけてしっかり盛り上げたい方
- 他医で治療をしたが、かなり深いものや、アイスピックでつついたようなものは効果がなかった方
❶ ジェネシスレーザー
コラーゲンは皮膚深部(真皮)で線維構造をしていて、ちょうどバネのような弾力でお肌を支えています。ジェネシスレーザーを照射して、クレーター・凹みのすぐ下にあるコラーゲン線維を作る線維芽細胞を強力に活性化させます。これにより、コラーゲン線維の増加を促し、この後行う凹みピーリングの効果を倍増させるので、陥没した部分が盛り上がりやすい状態になります。
ジェネシスレーザーは顔全体(または部分的)にまんべんなく照射します。
❷ 凹みピーリング
ジェネシスレーザーに加えてニキビ跡の凹み(クレーター)部分に凹みピーリングを施術します。1つ1つの凹みに細かくピーリング剤を埋め込むと、真皮の深部にまで液が浸透し、凹みのすぐ下にあるコラーゲンを作る細胞が強力に活性化されて、コラーゲンを大量 に作ります。その結果、頑固だった凹みを周囲の皮膚と同じ位の高さにまで盛り上げることが可能になります。
オーダーメードピーリング
ピーリング剤は六本木スキンクリニックの開発したオリジナルで、その方に合わせて濃度を調節するため毎回作っています。濃度・塗布時間は症状に合わせて毎回少しずつ変えていき、同時に浸透度を上げていきます。ほんの数秒という時間差で、濃度も1%刻みで、お一人お一人に合わせてひとつづつの凹みを丁寧に治療します。 これもやはり熟練が必要な技術です。一つ一つのニキビ跡に細かくピーリング剤を埋め込むことによって、埋め込んだ部分の深部にまで液が浸透するため、凹みの下にあるコラーゲンを作る細胞が活性化されてコラーゲンを大量に作ります。
その結果、凹みも皮膚の高さにまで盛り上げる事が可能になるのです。
レチノイン酸ジェル
治療10回目あたりからレチノイン酸ジェル(外用)をスタートします。ニキビ跡の凹みの部分はほとんどの方が色素沈着も起こしています。この色素沈着は、レチノイン酸で落としていきます。その他、ニキビ跡の凹み部分のお肌の質感とその周りのお肌の質感を馴染ませて仕上がりをより綺麗にします(レチノイン酸はコラーゲン細胞も作りやすくするため)。患者さんのご要望なども取り入れて、途中から早めにスタートしていくこともあります。
❸ 2~4週間に1回のペースで治療を繰り返します。
ピーリング治療の回数は凹み方により個人差があります。平均的に浅いものでも10回程度はかかります。一部分ずつ治療したい方・髪の毛で隠れるところだけ治療したい方・水疱瘡の跡まで治したい方…など、すべてのご要望にお応えします。
凹みのピーリングを続けているとその部分の赤みが強くなっていきます。でも赤みは必ずとれていきますのでご安心ください。ただし、早く赤みをとりたいなどの要望をいただいた場合は、レーザー照射により早めに赤みをとることもできます。
多くの医師・患者さんを悩ませ続けてきたニキビ跡の凹み(クレーター)ですが、六本木スキンクリニックではレーザー治療とオリジナル基剤での凹み(へこみ)ピーリングの併用による治療法を確立させることにより、ほぼ100%の方に効果を出しています。
ダウンタイムや治療後の注意点
- 治療の翌日くらいから、治療をした凹み部分に茶色の薄いカサブタがつきます。約1週間で自然に剥がれ落ちますので、無理に取らないように注意して下さい。
お化粧でカバーして構いませんが、こすったり強くすり込むような強い刺激は色素沈着等の原因となりますので優しく軽くするようにして下さい。 - 凹みのピーリングを続けていると、その部分の赤みが強く出るようになっていきますが、この赤みは自然に取れていきますのでご安心下さい。
なるべく早く赤みを取りたいというご要望をいただいた場合は、レーザーの照射により対応することも可能です。(赤みのひき方には個人差があります。)
オーダーメードピーリングに関してのQ&A
- アトピー性皮膚炎なのですが、ピーリングできますか?
- アトピー性皮膚炎の方も、敏感肌の方も、トラブル肌の方も皆さん誰もがピーリングを受けられます。 ただし、肌トラブルを診断して肌の状態や敏感さに合ったピーリング剤で行なわないと大変なことになります。 バリア機能がしっかりある方と壊れている方とでは酸の浸透度が違いますし、 肌の弱い方にも施術時ごとの肌状態に合わせて、少しづつ変えさせていただいています。
- 引っかいた傷があるのですが、ピーリングできますか?
- 引っかいた傷が小さいものならば、ピーリング液がその部分に浸透しないように保護薬を塗布します。 たくさん傷があるような場合は、診察してどのくらいで治るのでいつからできます、と説明いたします。
- 妊娠中でもピーリングを受けられますか?
- 全く問題ありません。背中などの場合はうつぶせになるので控えたほうがいいですが、それ以外の部位でしたら問題なく受けていただけます。 *六本木スキンクリニックは産婦人科のセンターと連携していますので、妊婦さん・妊娠予定の方で何か不安なことがありましたら、いつでもご質問を承ります。
- どれくらいで効果が出ますか? 有効な回数や頻度は?
- 症状や個人差で異なりますが、一般的には、2週間~1ヶ月に1度の施術を10回は繰り返していただくのがお勧めです。
パールレーザーが適した方
- 全体のぱっと見をきれいにしたい方。短時間である程度きれいに見られたい方
- 凹みピーリングをしているが、よりきれいに見られたい方
パールレーザー
パールレーザーは均一に古い角質を除去し皮膚の表皮から真皮上層までの肌入れ替えをする最先端治療機です。ニキビ跡の凹凸が滑らかになり、毛穴の開きなども改善します。また、適度な熱が真皮層に加わることでコラーゲンの新生と再構築を得る効果があります。パールはダウンタイムが5~7日程あります。しかし効果が1回で実感できる施術のため確実に短期間で効果を出したい方にお勧めです。しかし、深い凹みなどが完全に上がるまではいきませんので、深い部分は凹みピーリングなどを併用するのがおすすめです。
パールレーザーによるニキビ跡・凹み(クレーター)治療
パールレーザー[pearl パール]は、短期間のうちにコラーゲンの再生と古い角質の除去を同時に促すことで素肌の再生を行う、「お肌の入れ替え」レーザーで、美肌のための最新レーザー治療を可能にしています。
ダウンタイムや治療後の注意点
- 治療の翌日くらいから、治療をした凹み部分に茶色の薄いカサブタがつきます。約1週間で自然に剥がれ落ちますので、無理に取らないように注意して下さい。
お化粧でカバーして構いませんが、こすったり強くすり込むような強い刺激は色素沈着等の原因となりますので優しく軽くするようにして下さい。
治療部位に負担をかけることなく安心してお使いいただける六本木スキンクリニックオリジナルのコンシーラー(2,980円)をお勧めしております。 - 凹みのピーリングを続けていると、その部分の赤みが強く出るようになっていきますが、この赤みは自然に取れていきますのでご安心下さい。
なるべく早く赤みを取りたいというご要望をいただいた場合は、レーザーの照射により対応することも可能です。(赤みのひき方には個人差があります。) - 洗顔は当日から可能ですが、タオルで拭く際も押さえるように優しく拭いて下さい。
- 紫外線には、十分注意し日焼け止めクリームは必ずするようにお願い致します。
ニキビ跡の赤み治療
ジェネシスレーザー
ニキビあとや血管開きによる赤みはジェネシスレーザーを照射し、赤みの成分だけを壊していきます。 血管開きによる赤みは、一度の照射で消えてしまうものもありますが、回数が多くかかるものもあり様々です。 ニキビあとの赤みは刺激による色素沈着で茶色味も混ざっている場合が多いです。この場合赤みの成分だけをジェネシスレーザーで先に壊し、 残った茶色味はシミとりのレーザーで治療していきます。
ジェネシスレーザー照射後は、2~3日赤みが広がって見えることがありますが、 自然と引いていきますのでこすったりしないようご注意ください。
ニキビ跡シミ(色素沈着)
赤みが消えてくると、茶色くなってきます。この茶色は、炎症によりできたメラニン色素です。シミの状態により、YAGレーザーと、外用で治療していきます。